正答率が20%台の問題としては「出来形管理」に関する問題があったものの、その他は
いずれの章区分とも60%以上の正答率となり、押し並べて高い正答率でした。

正答率が20%台の問題が散見され、特に「定義」章・「設計」章は60%を下回る低い平均正答率でした。
一方で「施工計画」「施工環境」章は、いずれも80%以上の正答率となりました。

個々の設問の分析では「施工管理」章において、特に正答率の低い問題がありましたが、全体としては、各章区分ともいずれも平均で60%以上となり、比較的高い正答率となりました。

「設計」章および「品質管理」章において、特に正答率の低い問題がありましたが、その他の章区分では、平均正答率がいずれも70%以上と高く、章区分により正答率に開きが見られました。

「下水道システム」「施工計画」「品質管理」「施工環境」については、いずれも80％以上の高い正答率で、
その他の章区分では「一般事項」「施工管理」において正答率の低い問題もありましたが、
押し並べて60％以上となりました。

「一般事項」章において正答率が突出して低い問題がありましたが、全体として各章区分とも
60％以上と高い平均正答率になっています。

「定義」章については正答率が60％を若干下回りましたが、その他の分野はいずれも
高い水準の正答率となりました。

特に「定義」章および「要求性能」章の正答率が50％台と低く、全体の平均点を引き下げており、
総じて低調な水準となりました。

正答率は「設計」章が50％台でしたが、それ以外の章は60%以上と
全体として高い水準となりました。

全体の正答率は各章区分とも概ね60%以上と押し並べて高くなっていますが、
「要求性能」章だけは50％を下回る低い正答率となりました。

個別の問題をみると「施工管理」で正答率が平均を大きく下回るものがありましたが、
全体では章区分ごとの正答率はすべて60％以上となっており、順当な結果でした。

個別の問題では「要求性能」「設計」で正答率が50％を下回るものがありましたが、
章区分の平均はいずれも60％以上となっており、押なべて順当な結果となりました。

「下水道システム」は50％を下回りましたが、その他の項目は概ね60%以上の正答率でした。
特に「一般事項」および「施工計画」は80％前後の高い正答率となりました。

「要求性能」「設計」「施工環境」で正答率の低い問題が若干ありますが、全体の正答率は各章区分とも
60%以上と平均して高くなっています。

「定義」章のみ50%以下の正解率で、その他の各章では60%以上となっています。各問別にみると「定義」「要求性能」の中で平均を大きく下回る問題がみられました。

出題分野ごとの正答率は概ね60％前後でしたが､「要求性能」のみ50％以下となっており全体の正答率を抑えた形となりました。

「要求性能」「施工管理」で正答率の低い問題があり、特に「要求性能」は章全体の正答率も低くなりましたが、その他の章は概ね6割以上の正答率となっています。

「倫理」「要求性能」「施工環境」で正答率の低い問題が散見され、特に「品質管理」は章全体および各問題別でも低い正答率となっており相当程度の努力が必要。

「一般事項・倫理」「施工環境」「施工環境」の正答率は70％台と高かったが、「要求事項」「品質管理」が50％台と低く、全体の平均を押し下げた状態。

「一般事項・倫理・下水道システム」の項目は正答率が高く、平均で80%以上の正解でしたが、「管路更生の定義・要求性能」および「設計・施工計画」の項目については正答率が50～60%台と低く、全体の平均値を下げる要因となっています。

「出来形管理」の章は、正解率が50%を下回っていましたが、全体では74%と高い正解率でした。特に「施工管理」「施工環境」などの章は80%以上の非常に高い正解率となっています。

全体では73％と高い正解率で、特に「施工管理」「施工環境」の問題では高い正解率のものがみられます。一方で「技術者倫理」「管路更生工法の定義」「材料の品質管理」では正解率が50％を下回る問題がありました。

全体として75%以上の高い正解率となっていますが、個々の問題については正解率が低いものがみられます。正解率50%以下は「自立管構造の分類」「地震時の流下性能」「密着管の材料管理」「仮排水工の条件」「自立管の出来形管理」の5問題。

「定義・要求性能」および「出来形管理・施工環境」の項目からの出題に関して正解率が低い問題がみられました。その他の各項目は、概ね正解率が50％以上の問題となりました。

「定義・要求性能」および「品質管理・施工管理」の項目からの出題に関して正解率が低い傾向がみられました。「一般事項・倫理・下水道システム」の項目は高い正解率となりました。

特に「§3.定義」は全般的な正解率の低さが目立ちますが、「§5.設計」および「§9.出来形管理」にも正解率が低い設問がみられました。一方で「§7.品質管理」「§10.施工環境 」などは高い正解率となっています。

「§8.施工管理」「§10.施工環境」は特に高い正解率でしたが、「§1.一般事項」「§3.定義」「§4.要求性能」では、各章ごとに一定以上の水準を満たしていない傾向が見られました。

「§7.品質管理」「§10.施工環境」については、正解率が高く比較的良く理解されていますが、
「§4.要求性能」「§5.設計」および「§9.出来形管理」は、正解率が低い傾向でした。
（下水道管路更生管理技士必修テキスト（平成30年1月）より出題）

各問とも（平成30年1月版）必修テキストより出題されています。
今回は全体的に正解率が高い結果でしたが､「§4.要求性能」「§9.出来形管理」は
他のセクションと比較して、やや低い平均点となりました。

（平成28年度4月版）必修テキストの「§5.設計」「§7.施工管理」から各6問、その他の章から各4問が出題されました。
「§1.一般事項」「§7.施工管理」は正解率が高く、「§3.定義」「§4.要求性能」などは低い傾向が見受けられます。